整備士の仕事内容|未経験から就職!気になる年収をチェック!

「整備士ってどんな仕事?」「整備士になるにはどうしたらいい?」

未経験や異業種から整備士への転職を考えている方の疑問を、わかりやすく解説していきます。

この記事では、整備士の年収から、仕事内容、必要な資格やなり方を紹介していきます。記事を読んで、整備士を目指すきっかけとなれば嬉しいです。 ぜひ最後までご覧ください。

整備士の年収

整備士の年収について、経験年数別に見ていきましょう。

整備士を目指す上で、今後の人生設計に役立てるために参考にしてみてください。

厚生労働省の「令和元年度賃金構造基本統計調査」によると平均年収は以下の通りです。

年数年収
1年目206万
5年目282万
10年目324万
引用元:令和元年度賃金構造基本統計調査

新卒時の年収は206万、5年目では282万、10年目では324万円となっています。

整備士の主な業務を担当するためには国家資格が必要になります無資格でも作業可能な業務もあるため、資格が無い人でも採用をしている企業は少なくありません。

しかし、資格保有者は、より責任ある重要な業務内容を任せられます。幅広い業務をするためには、資格取得者が有利になります。

国家資格を取得するためには、一定の実務経験や専門の知識が求められます。そのため、経験を重ねるごとに給料も上がっていきますが、その分常に知識や技術を身につける必要があります。

整備士の活躍の場は、ディーラーや整備工場、自動車用品店など幅広くあります。働く場所によって、必要なスキルや勤務時間などに違いがあります。そのため、働く場所の違いでも年収に差が出ると考えられます。

整備士の仕事内容

次に、整備士の仕事内容についてお伝えします。

整備士の仕事内容は大きく分けると以下の3つになります。

自動車整備士の主な仕事内容
  • 車検
  • 点検
  • 一般整備

車検

「車検」とは正しい名称は「自動車検査登録制度」です。国が行う検査で、自動車が保安基準に適合しているかを確認することが目的です。

車検は、自動車保有者に義務付けられる検査です。この義務を怠ると厳しい罰則があります。そのため、整備士も車検を適法に行う責任があり、違法性があると厳しく罰せられます。また、車検ができる工場は「指定工場」と呼ばれる整備工場のみに限られています。

厳格な車検業務を行うためには、「自動車検査員」という別の国家資格が必要です。自動車検査員の資格取得には、2級または1級の自動車整備士の資格と、指定工場での整備士主任者として1年以上の実務経験が必要です。

点検

点検業務は、自動車の故障や不具合を「予防」することを目的に行います。一般の自家用車では12ヶ月と24ヶ月ごとの定期点検があります。

車検と同様、自動車保有者に義務付けられていますが、車検との違いは目的と罰則の有無です。定期点検では車検と比べて厳しい罰則がありません。しかし、自動車事故や故障を未然に防ぐためにとても重要性が高いです。

自動車は走行距離や使用年数によって劣化していきます。自動車は生活を便利にしますが、常に危険が伴います。自動車の状態に合わせて、安全性を確保するために必要不可欠な業務です。

一般整備

自動車の安全を守るために、自動車のメンテナンスを行います。点検業務に加えて、適切な整備を行うことで、予期せぬアクシデントを防ぎます。

タイヤやエンジン、ブレーキパッドなど、自動車は使えば使うだけ部品が消耗します。きちんと整備をしないと自動車はいつ故障するか分かりません。ただ単に点検を通すためではなく、安全性を確保するため、必要に応じた整備が必要です。

また、ETCやドライブレコーダーの設置など新しい機能を搭載することもあります。それらの搭載には電気系統の装置など専門的な技術が必要です。自動車ユーザーにとって身近な存在が整備士です。一般整備業務ではユーザーの要望に合わせて専門技術を提供します。

整備士資格の種類

自動車整備士は国家資格を取得する必要があります。国家資格は3級自動車整備士、2級自動車整備士、1級自動車整備士といった種類に分けられます。各試験を取得するためには、実務経験や養成学校の卒業などが求められます。

整備士資格の試験内容は学科試験と実技試験の2つです。しかし、実技試験が免除できる制度があります。各都道府県の整備振興会が開催する講習を受けるか養成学校を卒業することが要件です。

講習会など試験取得にかかる費用をサポートしてくれる職場もあります。働いて収入を得ながら資格勉強できるのは整備士の魅力です。

ここでは、各試験に必要な受験資格などを紹介します。

3級自動車整備士

未経験から自動車整備士になるために、はじめに目指す資格です。3級自動車整備士の資格保有者は、タイヤ交換やオイル交換など、ごく基礎的な作業を行うことができます。

受験するためには、一定期間の実務経験を積むか、自動車科の高校を卒業する必要があります。実務期間は、未経験者は1年以上、機械科の高校卒業であれば6ヶ月以上と定められています。

3級自動車整備士の種類は4つに分けられます。「自動車ガソリン・エンジン整備士」「自動車ジーゼル・エンジン整備士」「自動車シャシ整備士」「二輪自動車整備士」です。

常に需要があるのは「自動車ガソリン・エンジン整備士」です。そのため、この資格を目指す人が最も多いです。それぞれ試験内容や合格後にできる作業が異なります。自分が関わる仕事内容や得意な分野から選んで取得しましょう。

2級自動車整備士

専門学校卒業後や3級自動車整備士の資格保有者が目指す資格です。2級自動車保有者は整備士の主な業務を担当することができます。そのため、整備士の国家資格の中で、最も取得する人が多い資格です。

3級自動車整備士資格より、専門的な幅広い作業が可能です。整備士として長く活躍するためには、取得するべき資格です。就職の際に優先的な人材となることができます。

2級自動車整備士は「ガソリン自動車整備士」「ジーゼル自動車整備士」「シャシ整備士」「二輪自動車整備士」の4つの種類があります。

この種類の中で受験者が1番多いのは「ガソリン自動車整備士」です。車検業務を行う自動車検査員の受験条件には「ガソリン自動車整備士」または「ジーゼル自動車整備士」が必要です。

2級自動車整備士は専門学校の卒業と同時に受験資格が得られます。その他は、3級自動車整備士の合格後に実務経験が必要です。機械科や自動車科の工業高校卒業者では2年以上、未経験者では3年以上の実務期間です。

1級自動車整備士

自動車整備士の資格の中でも最もレベルが高い資格です。主に「小型自動車整備士」の資格を指します。「大型」などの区分は存在しているのですが、いまだに試験が行われる、資格としては機能しておりません。

1級自動車整備士の受験は、2級自動車整備士の資格取得後に3年以上の実務経験が条件です。また、1級整備士養成課程のある専門学校卒業者が受験可能です。

2級自動車整備士の資格では、全般的な作業が可能ですが、種類ごとに整備できる範囲が限定されます。これに比べ、1級自動車整備士資格では整備士としてすべての整備を担当できます。自動車整備士の主な業務だけではなく、自動車の自動運転や電気自動車などの最新技術の知識が問われます。

整備士資格の取得の方法

整備士として活躍するためには国家資格が必要だと説明してきました。それでは、資格を取得するためには、どのような方法があるのでしょうか?以下の内容では3つの方法を紹介します。整備士として良いスタートをきるために、ぜひ参考にしてみてください。

専門学校に通う

自動車整備士に必要な「2級自動車整備士」または「1級自動車整備士」の受験資格が卒業後すぐに与えられます。それぞれ2年制の「2級整備士養成課程」や4年制の「1級整備士養成課程」と定められた養成学校に通います。

高校卒業後などすぐに就職する場合は、2級自動車整備士を受験するために実務経験が決められています。しかし、専門学校に通うことで、この実務経験が除かれます。実務経験が無くても2級自動車整備士を受験できる点が専門学校に通うメリットです。

さらには、卒業時に実技試験を免除できる制度があります。そのため、自動車整備士を目指すために役立つ選択肢の1つといえるでしょう。

工業高校へ通う

工業高校の自動車科を卒業すると、3級自動車整備士の受験資格が得られます。機械科の卒業者は、6ヶ月以上の実務経験で3級の受験資格が得られます。未経験から3級を目指す場合は1年以上とより長い実務経験が必要です。

また、2級自動車整備士を目指すための実務経験も短縮されます。自動車科や機械科卒業者では2年以上ですが、未経験者では3級取得後に3年以上の実務経験が必要です。

早い段階で自動車整備士を目指すのであれば、工業高校へ通うことで専門知識を養うことができます。将来を見据えた進路を考えることが、整備士のキャリアアップにおいて重要です。

働きながら資格を取得する

自動車整備士の資格は、実務経験を積むことで働きながら取得することも、じゅうぶん可能です。未経験者や異業種からの転職者のなかで、働きながら資格を目指す人も多く存在します。

時間をかけて勉強しながら働くことは大変だと思う人も多いはずです。しかし、実際の業務に関わりながら、早く技術力を磨くことができます。また、収入を得ながら研修や講習など資格取得のサポートが手厚い職場もあります。

整備士は高齢化や若者の車離れなど、人材不足の傾向があります。少しでも多くの整備士を確保するため、未経験でも就職するチャンスがあります。

まとめ

自動車整備士は、経験を積んで実力を上げることで未経験でも活躍できる職業です。自動車業界は今後も電気自動車や自動化運転の普及など、さらに進歩していきます。

自動車の安全を守りながら、最新の技術とともに自分自身のスキルアップを実感できることが整備士の魅力の1つです。「整備士になりたい」という意欲をもとに、挑戦してみてください。

退職に悩まれている方はこちらもお読みください

整備士から転職をしようにも、今の仕事が辞められない・・・・
上司から引き止めにあう
退職は決まっているけどすぐにでも辞めたい

と考えている方は多いかと思います。

そんな悩みを抱える方には「退職代行サービス」というサービスがオススメです。

EasyWorksでは退職代行サービスの利用者232名からアンケートを実施して人気のある